本ページでは、作成した申請フォームに紐付ける承認経路の基本的な設定方法について説明します。承認者の指定や、申請内容に応じた条件分岐の設定が可能です。
目次
承認経路の設定画面を開く
申請フォームの作成後、画面上部にある[承認経路]タブを押すと、承認経路の設定画面に切り替わります 。
ステップ1:申請者を設定する
はじめに、このフォームを申請できるユーザーを設定します。
1. 承認経路の[スタート](初期状態では「全員」と表示)を押します 。
2. 申請者の範囲を選択します。
- 全員: 全てのユーザーが申請できます(デフォルト設定) 。
- カスタム: 特定のユーザー、所属、役職に限定したい場合に選択し、対象を指定します 。
ステップ2:承認ステップを追加・設定する
申請者の次に、承認を行うステップを追加し、誰が承認するかを設定します。
1. 承認経路上の[✅](承認者を追加します)アイコンを押して、新しい承認ステップを追加します 。
2. 追加されたステップ内の[承認者を設定]を押して、承認者を指定します 。
承認者の設定方法
承認者は、運用に合わせて以下の方法で設定できます 。
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ユーザーで指定する
承認者を特定のユーザーに固定する場合に選択します 。複数名を指定することも可能です 。- 「参加者の全員承認が必要」にチェックを入れると、指定した全員の承認(AND承認)が必要になります 。
- チェックを入れない場合は、指定したうちの誰か1名が承認すれば(OR承認)、次のステップに進みます 。
ユーザーで指定した場合、その担当者が異動や退職で承認者から外れる際には、承認経路の修正が必要になるためご注意ください 。
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所属・役職で指定する
「課長」や「部長」といった役職や、「経理部」などの所属で承認者を指定します 。人事異動があっても自動で新しい担当者に引き継がれるため、メンテナンスの手間を削減できます 。
例えば、「所属設定」を「申請者の所属」、「役職設定」を「課長」とすると、申請者が所属する部署の課長が承認者となります 。
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申請・承認者が次の承認者を指定する
申請時や承認時に、次の承認者を都度選択させたい場合に使用します 。承認を依頼する候補者の範囲(特定の役職や所属など)や、選択が必要な人数を設定できます 。
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申請者承認
申請者自身が承認を行うステップです 。
条件分岐を設定する
申請内容に応じて承認ルートを分けたい場合は、条件分岐を使用します。最大3項目までの条件を組み合わせることが可能です 。
1. 承認ステップを追加するアイコン群の中の、分岐マークのアイコンを押します。
2. 「追加/編集 数式」を押して、条件を設定します。
例えば、「金額が10万円未満の場合」、「金額が10万円以上100万円未満の場合」、「金額が100万円以上の場合」で承認者を変えるといった設定ができます 。
補足:ステップ名の編集とステップ数について
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ステップ名の編集
各ステップの名称は、[編集]ボタンから「課長承認」や「部長承認」など、分かりやすい名前に変更できます 。設定したステップ名は、申請状況の確認や差し戻し先を選択する際に表示されるため、管理がしやすくなります 。
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承認ステップ数
承認ステップの数に制限はありません。シンプルな承認から、多段階の承認が必要な複雑なフローまで、業務に合わせて設計できます 。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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