こちらのページでは、フォームを構成するための「基本パーツ」の具体的な設定方法を解説します。
これらのパーツは、申請フォーム作成において幅広く利用される基本的な項目です。
目次
単一行テキスト
短い文章を入力してもらうための、一行のテキストボックスです。件名や氏名、簡単な備考欄など、幅広い用途で利用できます。
設定項目
パーツの右上に表示される[鉛筆マークのアイコン]から、以下の設定が可能です。
入力ガイド
申請者が迷わず入力できるように、案内や説明を追加する項目です。「入力案内」「ツールチップ」「説明」の3つのガイド機能は、多くの入力パーツで共通して利用できます。
- 項目名:フォームに表示されるこの項目の名前です。
- 入力案内:入力欄の中に薄く表示される案内テキストです。具体的な記入例(例:「例:山田 太郎」)を示すと効果的です。
- ツールチップ:項目の横に「?」アイコンを表示し、マウスを乗せた際に説明文をポップアップさせます。入力ルールが複雑な場合や、詳しい補足説明が必要な場合に利用します。
- 説明:項目の下に常に表示される補足説明です。入力にあたっての簡単な注意点など、短く伝えたい内容の記載に適しています。
入力制限
- 最小長 / 最大長:入力できる文字数の最小値と最大値を設定できます。
- 制限:入力できる文字の種類を「ひらがな」「カタカナ」「半角入力」「半角カタカナ」の4つから制限できます。
- 必須:この項目を必須入力に設定します。
- 汎用データテーブルと紐づける:あらかじめ作成したテーブルマスタの情報を参照して、入力内容を自動化できます。
- LINE WORKS / Teams連携:チャットツールとの連携に関する設定です。詳しくはLINE WORKS / Teams連携について 🔗 を参照してください。
複数行テキスト
自由記述など、長い文章を入力してもらうための、複数行のテキストエリアです。状況報告や稟議の理由など、詳細な説明を求める場合に使います。
設定項目
「単一行テキスト」とほぼ同様ですが、「制限(入力文字種の制限)」の設定はありません。
数値
数字のみを入力させたい場合に利用する項目です。桁区切り記号(カンマ)の使用も設定でき、金額の入力などに最適です。
設定項目
基本的な入力ガイド(ツールチップ、説明など)に加えて、以下の設定が可能です。
- 単位(前)/(後):「¥」や「円」など、数値の前後に表示する単位を設定できます。
- 最小値・最大値:入力できる数値の範囲を制限します。
- 桁区切り記号を使用する:チェックを入れると、入力された数値が3桁ごとにカンマで区切られます。(例:1000000 → 1,000,000)
- 少数点を有効にする:チェックを入れると、「小数点以下の桁数」を入力する欄が表示されます。例えば「3」と設定した場合、「123.456」のように小数点第3位まで入力できます。
- 計算を有効にする:他の数値項目と連動した計算式を設定できます。詳しくは入力した数値から自動計算を行う🔗 を参照してください。
- 固定値:数値をあらかじめ固定し、申請者が編集できないようにします。単価や倍率など、計算に利用する特定の値をあらかじめ設定しておく場合に便利です。
URL
Webサイトのアドレス(URL)を入力してもらうための専用項目です。入力されたテキストは、申請書の詳細画面で自動的にクリック可能なリンクとして機能します。
設定項目
基本的な入力ガイドに加えて、以下の設定が可能です。
- 必須:この項目を必須入力に設定します。
- LINE WORKS / Teams連携:チャットツールとの連携に関する設定です。詳しくはLINE WORKS / Teams連携について 🔗 を参照してください。
説明文
申請者への補足説明や案内文を記載するための、入力欄のないテキスト表示パーツです。フォーム全体の注意事項や、各セクションの案内などに利用できます。
設定項目
- 説明:表示させたい説明文の内容を編集します。
- URL:チェックを入れると、説明文の下部にリンクを設置できます。「リンクさせるURL」と「文章(表示テキスト)」をそれぞれ設定できるため、外部マニュアルなどへの案内にも便利です。
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以上でございます。
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基本パーツ, URL, 説明文, テキスト, 数値
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