こちらのページでは、入力した数値を元に、合計金額などを自動で計算する方法を解説します。
「数量」と「単価」から「合計金額」を自動で算出したり、複数の申請金額の合計を出すといった設定が可能です。これにより、申請者の入力ミスや手計算の手間を大幅に削減できます。
目次
計算項目について
「計算項目」は、「数値」パーツのオプション機能の一つです。この機能を有効にすると、同じフォーム内にある他の「数値」パーツを参照し、四則演算(+,-,×,÷)を組み合わせた計算式を設定できます。
申請者が数値を入力すると、その結果がリアルタイムで計算結果の項目に反映されるため、電卓を使って計算し直す必要がありません。
設定手順
ここでは例として、「数量」と「単価」を入力すると、自動で「合計金額」が計算される設定を作成します。
1. 計算に使う数値を入力するパーツを準備する
まず、計算の元となる数値を入力するための「数値」パーツを2つ配置します。一つは「数量」、もう一つは「単価」とします。
時給や消費税率など、計算に使う値が常に決まっている場合は、「数値」パーツの設定で**[固定値]**オプションを利用すると便利です。例えば、消費税10%を計算に含めたい場合は、項目名を「固定値10%」とし、固定値に「0.1」と設定しておきます。
2. 計算結果を表示するパーツを準備する
次に、計算結果を表示するための「数値」パーツを新たに配置します。項目名は「合計金額」とします。
3. 計算を有効にし、計算式を設定する
「合計金額」パーツの[鉛筆マークのアイコン]をクリックし、設定画面を開きます。
設定項目の中から、[計算を有効にする]のチェックボックスをオンにします。すると、「計算式」を設定するエリアが表示されます。
計算式エリアで、フォーム内のどの項目を使って、どのような計算をしたいのかを設定します。左の「四則演算」と右の「項目」をそれぞれプルダウンから選択していきます。
今回の例(数量 × 単価)では、以下のように設定します。
設定が完了したら、保存します。これにより、申請者が「数量」と「単価」を入力すると、「合計金額」の欄に自動で計算結果が表示されるようになります。
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以上でございます。
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