複数条件での承認経路分岐設定について
こちらでは、複数条件による承認経路の分岐の設定について、ご紹介いたします。
金額とプルダウンで選んだ条件によって経路を分岐させたい。
所属で分岐させた後に、ラジオボタンの項目で分岐させたい。
役職と、プルダウンで選んだ項目で分岐させたい。
というような場合に便利です。
※設定については、横並びの分岐のキーが、かつ条件となってしまう場合はエラーとなります。
分岐のキー例) 金額 ①10万円未満 ②10万円以上 ③100万円以上
この3分岐を一度に行ってしまうと、③は②とかつ条件となってしまい、②で設定したルートになります。
また、分岐の項目として、「チェックボックス」の項目を使用する事は可能ですが、複数にチェックを入れてしまう事が可能です。複数チェックしてしまった場合もまた想定ルート通りに経路が分岐されません。
目次
1.申請フォームに分岐のキーとなる項目を設定する
2.承認経路の設定で、1つ目の分岐を設定する
3.片方の分岐先に承認者を設定する
4.その先にまた分岐を設定し、数式を追加する
5.承認者を設定するする
6.合流先に承認者を設定(必要があれば)
7.権限設定をする
8.公開する
1.申請フォームに分岐のキーとなる項目を設定します。
例)金額(数値) と プルダウン(オプション内に選択項目) を設定します。
金額の場合は、数字しか入力できない「数値項目」をお勧めします。
2.承認経路の設定で、1つ目の分岐を設定します。
3.片方の分岐先には承認者を設定します。
複数条件で分岐する場合には、どちらか一方には承認者が設定される事になると思います。
(分岐を分ける=承認ルートを分けたいという事なので)
4.その先にまた分岐を設定し、数式を追加します。
※横並びの数式は、同一項目(ここではプルダウン選択)に対して数式設定を行います。
別の項目を横並びに入れてしまうと、赤枠で分岐内でかつ条件が発生してしまい、エラーとなる場合があります。
※また、分岐のキーとなる選択肢については、半角・全角・スペースが完全一致していないとエラーとなります。フォーム項目内に設定した物をコピー貼り付けをお勧めします。
5.承認者を設定します。
6.合流先に承認者を設定します。
この場合は、真ん中のルートに承認者無しのバージョンで設定しているので、
3分岐された先に、最終の合流地点の承認者を設定しています。(ー----枠外に設定)
真ん中の経路のーーー内に承認者を設定すれば、合流させないで終了する事も可能です。
7.権限設定をします。
8.公開します。
【設定例】
①所属とラジオボタン選択肢で分岐
②プルダウンとラジオボタンの選択肢での分岐
(プルダウンAとラジオボタン①を選択の場合は、専務のみ承認で完了)
③役職が部長・部長以外でルートが分かれ、プルダウンで選んだ項目で承認経路を分岐させる
【NG例】
①横並びの数式で、分岐の項目を別のもので設定してしまう。
②どこかのルートで、承認者が存在しない経路がある。
以上でございます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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