こちらでは承認経路の設定において、役職によっての経路の補足説明をいたします。
役職ランクが上位のユーザーの申請については、下位ランクへの承認依頼とならないように設定する事が可能です。
目次
1.役職ランクが上の立場の申請者について
2.下位ランクへの承認依頼の回避方法について
①フォーマットでの回避
②役職による分岐での回避
③プルダウンやラジオボタン・チェックボックスでの分岐回避
1.役職ランクが上の立場の申請者について
役職が上位ランクの方が、申請書を提出した場合でも、通常では承認経路通りに進みます。
経路設定例)申請者 → 課長 → 部長 → 社長
この場合、「部長」が申請者として申請を行った場合、承認経路も
課長 → 自分(部長) → 社長 となります。
(役職ランクに関係なく、承認経路が優先される為)
これを避けたい場合は、3つの方法で回避する事が可能です。
2.下位ランクへの承認依頼の回避方法について
①フォーマットでの回避
申請フォーマットを「部長用」で別途作成して申請者の役職を「部長」に限定させる
承認経路を 申請者 → 社長 とする
②申請フォーマットの役職を元に経路を分岐させる
②ー1.申請フォーマットの項目に役職項目を必ず入れる。
②ー2.経路設定で分岐をさせて、片方の数式に 「役職=部長」に設定する
※この役職名は管理画面で入力された役職名と必ず同じ値の文字で入力をお願いします。全角・半角スペースなどで違いがあると分岐ができません。
②ー3.もう一方の分岐の数式を 「役職≠部長」に設定する。
②ー4.その先の承認者を、数式で役職=部長の先の承認者は一旦入力せずに
もう一方の承認者を 数式で役職≠部長の先の承認者を「課長」 と設定、その先の承認者を「部長」に設定する。
2つの交差の先の承認者を「社長」に設定する。
これで、「部長」が申請した場合はそのまま「社長」に承認依頼が入り、部長よりも下の役職ランクの人の場合は右側の 課長→部長 →社長 が承認者となります。
③プルダウンやラジオボタン・チェックボックスで分岐させる方法
③-1.申請フォーム作成で上記の何らかの選択項目を追加し、選択肢を入力します。
③-2. ②と同じように分岐させて、数式を入力します。
プルダウンやラジオボタン・チェックボックスで上司が誰なのか指定した場合の関数を入力します。
例)プルダウン = 社長
もう一方の数式を 値≠社長 もしくは 値=課長
(上司を部長にした場合は、経路上最初の承認者が課長になるので、申請してすぐの承認者が自分であればスキップ可能なので設定する必要はありません)
③-3.その後の経路・承認者は②と同じように設定します。
③-4.権限の設定を行います。
特に承認者はこの項目(あなたの上位役職を選択してください)は知る必要も無いので、承認者のところでそれぞれ「非表示」にする事をお勧めします。
以上でございます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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