こちらでは、採番設定についてご紹介いたします。
2024年10月8日(火)深夜リリースにて、リセット後の採番構成の設定が可能となりました。
採番スタート時に****200からスタートさせていたが、リセット後に****0001からスタートさせたい場合などに設定ができるようになりました。
いくつか注意点がありますので、内容ご確認ください。
(詳細は5.採番リセット後の採番構成についてを参照)
■採番とは
採番(さいばん)とは、企業が申請書を管理する際、その申請書に対して連番で番号を振ることです。
■採番の使い方
会社全体で共通のルールを設定し、申請書に申請番号を割り当て管理を行う際に使用します。
会社によって、申請時に番号を割り当てる場合と承認完了後に申請番号を割り当てる場合があります。
全ての申請書に同一のルールで採番を行う場合と申請フォーム単位で採番ルールを変更したい場合もあります。
■採番の注意点
申請フォーム単位で採番を設定した場合、他の申請フォームで同じ設定をしますと、
申請番号が重複し、管理が煩雑になる場合がありますので、重複しないように注意が必要です。
目次
1.全ての申請書に同一の採番ルールを設定する方法
2.申請フォームごとに採番ルールを設定する方法
3.採番のタイミングについて
4.採番のリセットについて
5.採番リセット後の採番構成について
1.全ての申請書に同一の採番ルールを設定する方法
1-1.管理画面>ワークフロー>会社個別設定>自動採番設定 から設定ができます。
申請時:申請したタイミングで採番される
承認時:申請時には仮番号が採番され、承認完了後に採番される
・採番の構成
+ボタンを押すと、種類を4種類まで追加することができます。
種類:日付とテキストから選択ができます。
表記:西暦4桁・2桁、月、日から選択ができます。
テキストは英数字7文字以内で設定ができます。
連番は6桁まで入力できます。
(6桁を超える場合は自動で7桁に移行します)
・プレビュー
設定した採番の確認ができます。
1-2.設定の例
上記のように設定をすると、全ての申請書がこのルールで採番されます。
プレビューに表示されている番号からスタートします。
赤枠部分は固定となり、申請ごとに連番の数字が増えていきます。001,002,003...
重複しないためには、リセットのタイミングと採番の設定が重要です。
※西暦と月を採番に組み込まないと翌年に採番が重複してしまいます。リセット機能を使用する場合はご注意ください。
例)リセットを4月1日にして、西暦のみで採番した場合
1期目 2023年4月1日~2024年3月31日 2期目2024年4月1日~2025年3月31日
▶スタート1期目
2023年4月~ 20230001・20230002・20230003…20240989(2024年1月 通期989番目)
…20241801 (2024年3月31日通期1801番目)で終了
▶2期目
2024年4月~ 20240001 ・20240002・…20241801(2024年 通期1801番目)
※2025年になる前に前期の申請数を上回ってしまう場合重複してしまいます
2.申請フォームごとに採番ルールを設定する方法
2-1. 管理画面>ワークフロー>申請フォーム>各フォーム内公開 から設定ができます。
・採番の設定
□フォームごとに自動採番を設定する にチェックを入れると設定ができます。
設定方法については、「1.全ての申請書に同一の採番ルールを設定する方法」と同じです。
※フォームごとに採番ルールを設定する際の注意事項
申請フォームが複数ある場合に、日付だけで設定してしまうと、それぞれ同一の番号が
採番されてしまいます。
テキストを活用し、同一番号が採番されないような設定をお願いします。
例)20221130-keiri001
20221130-jinnji001
20221130-kanri001
3.採番のタイミングについて
採番をするタイミングは申請時と承認時があります。
申請時は、設定した採番が申請した時点で採番されます。
承認時は、申請時には仮番号が採番され、承認完了後に採番されます。
仮番号はTBD-0001から採番されます。
※TBD=To Be Determined(未定)
設定例)
上記設定後に申請をすると、仮番号[TBD-001]が採番されます。
承認が完了すると、設定した通りの番号が採番されます。
補足:承認された場合、承認されなかった場合は下記となります。
4.採番のリセットについて
連番を自動的にリセットするタイミングを設定します。設定したタイミングで連番が[初期値]に
設定した値に戻ります。
デフォルトでは[なし]に設定されています。
日毎:毎日リセットされます。
月毎:月毎を選択すると、日にちの設定が必要です。毎月、設定した日にちにリセットされます。
年毎:年毎を選択すると、月・日にちの設定が必要です。毎年、設定した月日でリセットされます。
例)
毎月リセット 西暦+月+NO.:0001からスタートした場合、
2022110001で11月末に2022110098で終了
→次の月リセットされ、12月は、2022120001からスタートします。
※会社設定でのリセットの注意点について記載しましたが、西暦と月を採番に組み込まない場合、
申請番号が重複しますのでお気をつけください。
■注意点
※「承認後に採番」を設定する場合、下記ご注意ください。
会社設定で、すべてのフォームを承認後に採番される設定にし、
個別で、あるフォームのみ採番は別の設定にしますが、承認完了後に採番される設定にする。
進行中は下記表示となります。
会社設定、フォームの個別設定でどちらも承認後に採番とはせず、どちらかは申請時に採番されるよう設定いただく運用をお勧めします。
5.採番リセット後の採番構成について
2024年10月8日(火)深夜リリースにて、リセット後の採番構成の設定が可能となりました。
■同上としたい場合
リセット後も同じ採番の形式でリセットさせたい場合は同上に✓を入れます。
同じ採番構成でリセットされ続けます。
■リセット後に別の採番形式を適用したい場合
同上のチェックを外してリセット後に採用したい採番構成を設定します。
※日毎や月毎、年毎を選択しても、プレビューには現在の月や日が表示されますが、採番構成がリセットされる日程で構成されますので問題ございません。
以下の例だと、実際は、11月1日にリセットされて、 2024-11-0001 からスタートします。
例)2024100001で採番構成していたが、確認しにくいので、11月1日から2024-11-0001を適用したい場合になど利用します。
■リセット後の次のリセットについて
採番のリセット後の再リセット後の採番構成は「同上」が適用されます。
例)2024100001 から運用 毎月リセットにして、リセット後は 2024-11-0001にした場合。
次のリセットは12月に 2024-12-0001からスタートします。
■リセットの表示について
リセットの発動は、申請や決裁がされてから適用されますので、リセットされた日にまだ申請や決裁が無い状態で設定画面を確認してもリセット後の表示が上部(現行)に表示されません。申請や承認がされますと画面表示が変更されます。
■注意点■
※既に公開済で、採番機能を適用している申請フォームの構成修正やリセットの設定を行う際は、現在の採番設定の連番スタートを今ある最新番号の次の番号に設定してください。
採番を編集したことで、公開後再度に0001(連番)から採番がスタートしてしまいます。
採番構成を編集せず、他の設定を修正して公開した場合は、採番への影響はございません。
例)会社設定 赤枠の採番とは関係ない設定を修正して公開した場合。
申請フォーム設定 承認経路や入力項目、タイトル設定などを修正して公開した場合。
以上でございます。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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